現在樹齢1000年と言われている
櫛田神社のぎなん(銀杏)
中が空洞化しており、将来のために樹木医による
バイパス接合治療が施工されていました
胴体から出た小さい芽を空洞部分の本体に接続し
大きくして一体化させるという、何十年後かを見すえた
治療です、治療後の結果は、私たちは最後まで見届けられないかもしれませんが
次世代につなぎ、木が生き続けることを願っています
すごくロマンがあり壮大な夢があることだと思います
私たちも、個人の庭を管理していますが
作られた人の気持ちと、今住まれている人の意見などを聴いて
庭の管理に取り組み、そして将来を見据えての剪定を心がけています
自然のものは奥が深く、「これでよし!」とはなりません
これでよいと思っても何年か経つと、もっと素晴らしいものが作れたりします
樹木と共存できることが、とても素晴らしい仕事だと思っています
今回樹木医さんの、治療に参加でき、とても良い経験ができました
以下は施工前、施工中、施工後の写真です
赤い部分が本体と接続された部位です
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